2008年01月02日

ペナン旅行記 宗教・文化

正月でちょっと(かなり)食べすぎで、お腹が苦しいですが・・・・

ペナン旅行記続きです。
ペナンはイギリスに統治され、東インド会社があり、中国からの移民が多く、
「東洋の真珠」と言われるリゾートであり、
リタイヤメントプランのお陰で日本からのロングステイ者もいるという状況です。

ほんとに、ショッピングセンターなんかで歩いてると、ここは何処の国?と
思います。
人種と宗教がごちゃ混ぜになってる感じです。
基本的には英語で通じるのですが、みんないい加減な英語なので笑えます。
ま、そういう僕らもそうとうにいい加減な英語ですが、それが恥ずかしくない!(笑)

といいながら代表的な建物を紹介します。
ルートは、まずコムターという60F建てのタワーから出発し、ジョージタウン東海岸まで歩きました。
①カピタン・クリン・モスク(イスラム教)

詳しい話はネットで調べてもらうにして・・・
マレーシアは基本的にはイスラム教が多いとのこと。
偏見かもしれませんが、ここ数年の○ロリスト達ため、ちょっと危険なイメージですが・・・・
日本ではなかなか実態の知られていない宗教のため、ちょっと中に近づくのにためらいました。
しかし、中は偶像崇拝を禁じた宗教のため、とても閑散としていて、外観の派手な?イメージから
まったく想像できないほど、凛とした雰囲気が漂ってました。

②スリ・マリアン寺院(ヒンドゥー教)

インド人も多いので、ヒンドゥー教寺院もあります。
この日は門が閉まってて、中に入れませんでしたが、
象の神様?の彫刻がいっぱい屋根の上にありました。
大分色褪せてますが、とてもキレイな寺院です。





③観音寺(中国寺院)

ここはとにかく線香の煙と、中華系の人たちの祈りの列で
大変ごちゃごちゃしたところでした。
鳩や浮浪者っぽい?人もたくさん集まってて、
できれば早く去りたい場所でした。
でも、観光する人より、明らかに本当にお祈りに来てる人が多かった。
宗教が生きているという感じでした。日本じゃありえない光景です。

④セント・ジョージ教会(英国キリスト教)
東南アジア最古の教会・・・というわりには、ひっそりとして、人気のない感じでした。
敷地の一部はただの駐車場になってるし。
僕らも歩きつかれてさっさとパス。

⑤ビルマ寺院(ビルマ仏教)

ここは街中からちょっと離れてるので、超安いタクシーで移動。
とにかく日本の仏教とは違って、とてもキレイな建物と仏像。
キンキラキンです。
どこかで誰かが掃除してたり、色を塗りなおしたりしてます。
(日本はそのままにして年月を経た感じがいいという気もしますが・・・)
ここもちゃんと例の茶色い袈裟?を着たお坊さんが、
なにやら教徒と代わる代わるお話をしていて、
やはり宗教が活きてる感じがしました。
しかし、象だの竜だの・・・・ちょっと日本の仏教とは違う仏像も多かったな~。

⑥涅槃仏寺院(タイ仏教寺院)

ここは⑤のビルマ寺院の対面にあります。
これまた有名なスリーピング・ブッダですが、
よく見ると、この寝た仏像の裏は納骨堂になってて、骨壷が普通にあります。(驚)
ここも、何やら有名なお坊さんの像に金箔をはると、ご利益があるようで、
たくさんの人が金箔貼り付けてました。
しかし、派手な寺院だこと・・・・

⑦極楽寺(仏教)

ここは中国人街の近くにあり、観光客も圧倒的に多く、建物も巨大でした。
いろんな仏教が混在しているらしく、
日本でいう布袋さんみたいな像や、風神、雷神、みたいのもあれば、
寝仏陀や、キンキラキンの座った仏像もあったりして、
いかにも異文化を受け入れてきたペナンの土地柄っぽいとこでした。
売店もお寺のあちこちにあったりして、
とても商売上手な中国人のたてた寺院だなって感じです(笑)
それと不思議だったのは、このお寺のバゴダ(塔)の最上階近くの階段に

どうみても富士山(日本)の写真が・・・・なぜじゃ~
てなわけで、楽しくも忙しい観光でした。

しかし、世の中では宗教戦争・人種紛争がまだまだ多いですが、
この地は全て受け入れて、うまく調和しているように見えます。

みなさんペナンをお手本に仲良く暮らしましょう

(だらだら長い紹介になっちまった・・・)  

Posted by 金太郎 at 23:28Comments(0)